健康的に痩せるなら、ダイエットジムでボクシングがおすすめ

健康的に痩せるなら、ダイエットジムでボクシングがおすすめ

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2018.09.17

ダイエットにボクシングが注目される理由

ボクシングは、注目度の高い格闘技の1つです。日本人で世界チャンピオンになった方もたくさんいらっしゃいますし、世界戦はTVでも中継される大きなイベントです。そんなボクシングですが、ストイックで厳しいスポーツという印象もあります。特に苦しいのが減量で、その苦しさは一般人の想像を絶するほどだそうです。

選手として競技に参加するなら、そこまでの減量とハードなトレーニングに耐えねばなりません。しかし、その体重管理のノウハウを活用できれば、効率のよいダイエットができるのでないか、と考えるのは当然の発想ともいえます。

ダイエットのために、極端な低カロリー食に食事を置き換えたり、炭水化物をカットしたりする方法は、最近ではおすすめされない方法になっています。カロリーは抑えながらも、きちんとバランスの取れた食事を摂り、効率よく摂取したカロリーや余分な脂肪を燃焼されるトレーニングを組み合わせることが、最近のダイエットの主流となっているのです。

その点、ボクシングは食事管理もよく研究されていますし、全身を鍛える効率のよいスポーツです。格闘技は危険なイメージもありますが、ダイエット目的なら実際に殴りあうこともありません。また、ボクシングのダイエット効果が注目され始めて以降、ボクサーとしてのトレーニングメニューでなく、ダイエット用にボクシングのトレーニングメニューをアレンジして導入するようになってきました。

そのため、初心者はもちろん女性でも取り組みやすいダイエット方法として、大きな注目を集めているのです。ボクシングには汗臭い、男のスポーツというイメージも根強くあります。ボクシングダイエットを取り入れているジムでは、そのようなイメージを払拭するような環境づくりにも取り組んでいるので、女性でも始めやすい雰囲気になっています。

ボクシングダイエットで取り組むトレーニングメニュー

ボクシングダイエットで行うトレーニング

ボクシングダイエットには、以下のようなトレーニング方法を行います。これらは一例で、体力や鍛えたい部位によって変更になることもあります。また、ウォーミングアップのための柔軟や、更に効果を高めるための筋トレが追加されることもあります。

縄跳び

ボクシングの練習風景の映像で、ご覧になったことがある方も多いでしょう。リズミカルな縄跳びは、ボクシングに必要なリズム感、俊敏な動作を養うとともに、身体の各所をバランスよく鍛えることができる重要なトレーニングです。最初はゆっくりと始め、徐々にペースをあげてゆくことで、これからのトレーニングのウォーミングアップの役割も果たしてくれます。

シャドーボクシング

全身が写る鏡の前で、パンチやフットワークのトレーニングを行います。鏡を見ながら行うことで、全身の動作のバランスや動きをチェックすることが大切です。理想の動きと鏡の動きのギャップを埋められるように、リズミカルに全身を動かすことで、代謝のアップが期待できます。

サンドバッグ

縄跳びやシャドーボクシングは、まだまだ準備運動の要素がありますが、ここからは本格的なボクシングのトレーニングになります。サンドバッグを殴ることは、運動になることはもちろん、ストレスの解消にも最適です。

正しいフォームで行わないと手首や拳を痛める原因になるので、トレーナーの指示に従いながら行いましょう。慣れてくると、リズミカルな連打や、緩急をつけた動きもできるようになります。それらの動きを組み合わせることで、有酸素運動と無酸素運動の相乗効果も期待できます。

ミット打ち

静止したサンドバッグでなく、トレーナーの構えるミットに向かってパンチを打ち込みます。トレーナーの動きについてゆきながら、構えたミットに的確にパンチを打ち込むのは、かなり大変なトレーニングです。俊敏な動きとしっかりした体幹の強さが求められるハードなトレーニングです。

リズミカルにミット打ちがこなせるようになれば、格闘技としてのボクシングの醍醐味も味わえるようになります。無意識に分泌されるアドレナリンは、ダイエット効果を一層促進してくれることが期待できます。

ボクシングダイエットのメリット、デメリット

ストレスを発散しながら、楽しく痩せられそうなボクシングダイエットには、他にもメリットがあります。ボクシングといえば付き物なのが食事制限です。プロボクサーのような厳しいものではありませんが、ダイエットにも当然食事の制限は必要です。ジムでは、トレーニングメニューの指導と合わせて食事の指導も行ってくれます。

ボクシングダイエットは単に痩せるというだけでなく、筋肉を補うことによって理想のスタイルを目指し、代謝をよくすることを目指します。そのためには、単にカロリーを抑えるだけでなく、タンパク質などの必要な栄養は適度に摂取することが大切です。

もう1つのメリットは、運動が苦手な方でも取り組みやすいトレーニングの進め方です。実際のボクシングの試合は1ラウンド3分で行われます。その時間感覚を養うため、トレーニングも3分区切りで行われることが多いのです。持久走を10分、20分続けるのは、普段運動していない人にはかなりきついトレーニングですが、3分なら頑張ろうという気になれます。

一方でデメリットがないわけではありません。やることは格闘技の基礎レッスンですから、それなりにハードです。トレーナーの指示をよく聞いて行わないと怪我をするリスクがあります。例えば、シャドーボクシングのトレーニングです。

これは腕が伸び切る前に引き戻すことが大切です。伸びきってしまうと肘を痛めることがあるためです。1つ1つの動作にこのような注意点があるので、自己流で勝手に進めるのはおすすめできません。

自分に合ったジムでボクシングダイエットに挑戦

ボクシングダイエットがどのようなものか、おおよそのところはお伝えできたのでないかと思います。長い歴史の中で、理想的な身体づくりと体重の管理手法を磨いてきたボクシングの手法は、健康的なダイエットへの応用がもっともやりやすいスポーツの1つです。

単に身体を鍛えるというだけでなく、サンドバッグを殴るというトレーニングが、ストレスの発散に繋がっているのも、ボクシングダイエットが人気となっている理由の1つでしょう。ボクシングダイエットは、あちこちのジムで取り入れられ、トレーニングが受けられるようになっています。

フィットネスクラブが、ボクシングダイエットのコースを新設するケースもありますし、ボクサー養成を目的としていたボクシングジムが、ダイエットコースを設けて会員を募集しているケースもあります。本格さでいえば、元ボクシングジムの方が上のような気がしますが、一方で体育会系の厳しさが強く残っていそうな気もします。

実際に見学をし、トレーニング内容やジムの雰囲気を確かめて、自分に合ったところを探すようにしましょう。最後にボクシングダイエットにかかる費用について、紹介します。フィットネスジムのボクシングコースかボクシングジムのダイエットコースかによりますが、まず必要なものは入会金と初月度月謝です。

フィットネスジムなど入会金が数万円かかるところもありますが、ボクシングコース以外のトレーニング設備も利用できるので、いろいろ経験したいなら高い入会金の価値もありでしょう。月謝はおおよそ数千円から1万円程度が標準です。その他にはトレーニングウェアやタオルは自分で用意が必要です。

グローブやヘッドギアは数千円で入手できます。必要な用具は2万円もあれば十分入手可能でしょう。その他では、練習時のスポーツドリングは必須です。ダイエットの進捗は個人差があるので、早いとも遅いともいえません。しかし、目標を持ってやり続ければ、きっとよい結果に結びつきます。目標達成時の自分をイメージしながら、トレーニングに取り組むのも成功の秘訣です。

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