ダイエットジムも導入!おすすめのストレッチ方法やタイミング

ダイエットジムも導入!おすすめのストレッチ方法やタイミング

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2018.09.17

ストレッチで期待できる痩せる効果やメリットは?

代謝が上がる

私たちの体には、基礎代謝と呼ばれる何もしなくてもエネルギーを消費する力があります。基礎代謝が高ければ高いほど同じ運動をしても消費できるカロリーは多くなり、逆に基礎代謝が低ければ低いほど消費できるカロリーは少なくなります。

基礎代謝を上げる方法のひとつに、血行を良くして体温を上げることがあります。ストレッチをすると、適度に体が動かされ血液の循環が良くなります。血行が促進されるため、体温が上がって基礎代謝もアップし、「太りにくく痩せやすい体」を作ることが期待できます。

脂肪を燃焼させる

脂肪、と一言にいっても人間の体には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類があります。このうち、褐色脂肪細胞は元々冬眠する動物や人間の赤ちゃんに多く存在している脂肪で、体を寒さから守る働きがあります。褐色脂肪細胞は、冬のあいだ、寒さから身を守るだけでなく、少ないエネルギーでも体が動くように働きかける作用があります。

少ないエネルギーでも動く、いわゆる燃費の良い体になると、摂取したカロリーを消費するのが難しくなります。体のエネルギー消費を抑えてしまう、褐色脂肪細胞を燃焼させるのにも、ストレッチは効果的です。褐色脂肪細胞が集まっているのは、脇の下や首のまわり、肩甲骨の裏側などです。これらの褐色脂肪細胞が集まっている箇所を直接刺激しやすいストレッチは、褐色脂肪細胞を刺激して、燃焼させる効果も期待できます。

自律神経を整える

人間の体は、自律神経の交感神経と副交感神経がバランスよく作用することで、体の機能を正常に動かしています。このうち、副交感神経の働きが鈍くなってしまうと、体の代謝が落ちてしまい、血液の循環も悪くなってしまいます。さらに、女性特有の疾患である冷えやむくみの原因にもなります。

ストレッチをおこなうと、血液の循環が促進されるため、副交感神経の働きを促すのにも効果的です。副交感神経は、ストレスや疲労、加齢などいろいろな要因で働きが鈍くなってきます。ストレッチをおこなうことで、鈍くなった副交感神経の働きを促し、自律神経のバランスを整え、体の健康を維持するうえでも役に立ちます。

始めやすく、続けやすい

ストレッチを始めてみよう、と思ったときに特別な器具やウェアなどを用意する必要はありません。始めたいと思ったときから気軽に始められるダイエット方法でもあります。さらに、激しく体を動かしたり、痛みを伴ったりすることもありませんので、男性・女性問わず幅広い年齢層の人がチャレンジしやすいメリットもあります。そして、日常生活のなかで思いついたときにいつでもできるため、続けやすい方法です。

ストレッチをするのに効果的なタイミングは?

入浴後

入浴後は、体が温まっていて血液の循環も良くなっています。さらに、お風呂に入ってリラックスしたことで、副交感神経の働きも活発になっています。このタイミングにストレッチをおこなうと、より効果的です。さらに、毎日お風呂上りにする、と習慣づければ、ストレッチも長続きします。

起床後

朝起きた後にストレッチをおこなうと、交感神経を刺激して朝の目覚めが良くなります。一日の始まりのエンジンをかけるのにも最適です。

今日からできる、痩せる効果が期待できるストレッチ方法

お腹には姿勢を整えるストレッチ

猫背と呼ばれる、いわゆる前かがみの姿勢を続けていると、どんどんお腹に圧力がかかり、お腹がぽっこりと出てしまう原因になります。逆に、後ろに反り返った姿勢をしていると、今度はお腹の肉が腰の上にのってしまいます。

お腹周りの肉が気になるときには、姿勢を整える「骨盤ストレッチ」が効果的です。まず、腰骨の上に手を置いて、上半身はまっすぐにします。その状態のままで、骨盤を前後に30回傾けておこなうストレッチです。

足のむくみをとるストレッチ

夕方になると足がむくんでしまい、スキニージーンズがきつく感じてしまったり、ブーツが履けなくなってしまったりすることがあります。これは、体の水分の巡りが悪いため、足の方向にばかり水がたまることで、むくみの原因となるのです。足の水分の巡りを良くするには、足の裏側の筋肉を刺激するストレッチが効果的です。足のむくみも、ストレッチで解消できます。

足のむくみをとるストレッチは、立ってバランスをとりながら、テニスボールやゴルフボールを足の裏で踏む方法があります。最初は足の裏が痛いと感じたり、バランスをとるのが難しかったりします。立っておこなったほうが効果的ですが、最初は無理なく、イスに座ったままでも大丈夫です。慣れてきたら、立ってのストレッチにチャレンジしてみましょう。

ウェストをすっきりさせるストレッチ

ウェストについてしまった肉が気になるときには、腰椎を動かすストレッチがおすすめです。人間の背骨は、首の骨を支える頸椎、背中の上半身にある胸椎、腰の部分の腰椎、お尻の出っ張った部分にあたる仙骨からなっています。

このうち、胸椎を動かすストレッチをおこなうと、胸椎に繋がっている腰椎も動き、ウェストをすっきりさせる効果が期待できます。背筋を伸ばして、左右どちらかに腰から背骨を意識して、ゆっくりひねります。ひねったら深く深呼吸して、今度は逆にひねります。これを10回繰り返します。

お尻を引き締めるストレッチ

デスクワークの増加や移動手段が増えたなど、現代人は日常生活のなかでも座っている時間が長くなりました。座っている時間が長いと、だんだんお尻の筋肉が衰えてしまって、お尻が垂れてしまう原因になります。

垂れてしまったお尻を引き上げるためには、お尻の筋肉と繋がっている股関節を使ったストレッチが効果的です。このストレッチはラジオ体操にもあります。まず腰を落として立膝の姿勢になり、もう一方の足を後ろに引いて伸ばします。その後、引いていた足を戻し、両足で胸の上あたりまで抱えながら筋肉を伸ばします。

ダイエットジムを利用する

ストレッチの方法を学んでも、正しくおこなわないとダイエット効果は得られません。さらに、毎日仕事などで忙しく生活していると、家に帰るとついつい疲れて休んでしまい、続けやすいストレッチでも長続きしないことがあります。ストレッチを効果的に、継続しておこなうにはダイエットジムの利用もおすすめです。

ダイエットジム、というと機械を使ったハードなトレーニングをおこなっているイメージを持つ人も多いかもしれませんが、ストレッチとほかのエクササイズを組み合わせておこなっているダイエットジムもたくさんあります。時間の管理ができない方や、効率よくダイエットをすすめたい人も利用してみましょう。

ストレッチを効率よくおこなって痩せよう

ストレッチに期待できる痩せる効果や、おこなうタイミング、ストレッチの方法についてご紹介しました。ここで要点をまとめておきます。

  • ストレッチは血行を良くして体温を上げて、基礎代謝を上げることでダイエット効果が得られる。ほかにも、褐色細胞の集まっている関節を動かすことで脂肪燃焼効果や、副交感神経を活発にして自律神経のバランスを整える効果も期待できる。
  • ストレッチには力や特別な器具も必要ないので、始めやすく続けやすいメリットもある。
  • ストレッチをおこなう効果的なタイミングは、体も温まっていて副交感神経も活発な入浴後や、交感神経を刺激して目覚めも良くなる起床後が良い。
  • ストレッチには、お腹や足のむくみ、腰のくびれやお尻の引き上げなど、得たい効果によっていろいろな種類がある。
  • 忙しくてなかなか日常生活のなかでストレッチが取り入れられない、長続きしないときや、ストレッチの正しい方法が分からないときには、ダイエットジムを利用するのも効果的。ダイエットジムにはストレッチと、ほかのエクササイズを組み合わせているところも多い。

これらを、ストレッチで効率よく痩せる参考にしてください。

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